「なうぇすと」ツアーとは、ジャニーズWESTの変化宣言、即時実行、過去と未来の保証である
今のジャニーズWESTがスキャンされる。
即時データベースが公開される。
それぞれに客席をジッと見つめる7人。
反射的にあがる黄色い歓声。
ディディディディディ、私たちが愛してやまないイントロ。
同時に現れたシルエットは耳に手をあて、今目覚めるかのよう。
そして、7人は横並びだった。
12月25日になんやらかんやらとネゴシエーションの末に大阪へ向かい、アイコンだったお友達お顔を生で拝み、「ぼくたちの夢へようこそ」といわれはじめてコンサートで泣き、はじめて自担が涙をこらえている姿を眼球で捉え膝がガクガクした日から、「2」を見ては潤み、「4」がそこにあったらさらにヤバく、「W」を見ては空を仰ぎ、「T」を見ては目を閉じて染み入る、さらに「重」もむりだし、「中」もだめだし、「感謝」はもうアウトみたいな、年末感謝セールのチラシでさえ普通に読めない日々を送っていた私。
この記事を書いたあと
numadeasobusokohamizuumi.hatenablog.com
同じキーワードの活用形でなんやらかんやら1月3日には無事に横浜アリーナに向かい(I’mネゴシエーター)、興奮したら折ってしまうのでは?と雪だるまのボリュームに比べると不安で名前も知らぬ奴のペンラを握りしめ立っていました。
そして、宮城(I’mネゴシエーター再び)、先週の静岡(実家への帰省を活用)でくしゃみを連発しながら(あの山の花粉、凄くなかったですか???)私の『なうぇすと』ツアーは終了を迎えました。
ということで先にn回目の結論にはなりますが「ジャニーズWESTは最高だ」というメッセージを個人的なツアー振り返りとともにビンにつめ、ネットの海にどんぶらこ~と流しておきたいと思います。
※以後当然のネタバレブログです、知りたくない!という方は回れ右でお願いいたします
ジャニーズWESTの変化宣言
私も勿論、パリマニ大好き芸人(ジャス民通常感覚)の1人として、テンションぶちあがったOPだったわけですが、7人が均等な距離、同じポーズで登場したことには大きな意味があったと思います。
そう、いつだって俺たちの始まりイメージは重岡君の「ええじゃないかー」か「いくぞー」的な掛け声だったよね?
そうでないないことが、ぶちあげで始まるという合図。
続いて『なうぇすと』のOP曲でもある「Unlimited」。
たった1週間ほど前に【憧れてきた夢のステージ】に立った7人が、今ここで歌っていることがもはやCDをリリースした時とは違う。
そう、今!今なんだ!と頭を殴られるような衝撃。
全ての濵田担の血の温度が上昇したであろう京セラでの涙をこらえる濵田くんのぷくう顔。私の血も生命維持ぎりぎりまで温度上昇し、一生忘れない!!と6902684回刻んだ。でも、濵田くんおよびWEST、今は全然違う顔してる。
今、見るべきものが、見逃してはいけないものがクソほどある!!
オタク本能と経験が叫ぶ!!!
「私よ、記憶の容量整理、今しないで、いつするの!?!?」
ぷくう顔はデスクトップから、マイコンピューターに移動。
安心しろ、ぷくう顔はテレビ誌とドル誌で保管できる!!!
【Ah…今はまだ 僕らは旅の途中 一緒に行こう Just believe yourself …Unlimited】
ジャニーズWESTの即時実行
瞬時にあけた容量に流れ込む大量の新しいデータ。
『King of chance』での、神ちゃんのトランペット。
『You’re My Treasure』での、のんすけによるどセンター会場支配。
『CHO-EXTASY』での、ツインを引きつれた神ちゃん先頭花道切り裂き。
死ぬほどかっこいいジャケットプレイからのアイスの被りもんの高低差、これまでとは比べ物にならないギャップという武器の強さ(耳キーン)。
1人が中心にいて、それを6人が囲むというフォーメーションが何度も展開されるけれど、誰が真ん中でも大丈夫。
重岡くん+ばどユニット曲のリア恋演出力。
はまこたユニット曲のシンプルでもきちんと魅せれる力。
りゅせかみユニット曲のやんちゃ帝王力。
見たことない。
毎日死ぬほどあなたたちのことを見てるつもりですが、見たことないWEST。
でも、想像はしてみてた。
こんなの見たいと。
新しいが全部欲しかったやつ。すごい。
欲しいものをこっちが検索しなくても即時お届けしてくるとか、Amazonプライムより便利だし、頼もしいんですけど!!!
流通革命!!
【アップデートする僕ら】
【超いい…。】
ジャニーズWESTの過去と未来の保証
ぐわんぐわんと頭が新しいデータで埋め尽くされている最中、流星君のゆるんだ笑顔の続いて重岡君がいいました。
「ええじゃないかー!」と。
『ええじゃないか』『バンザイ夢マンサイ』『逆転Winner』『夢を抱きしめて』…ジャニーズWESTを好きになってから毎日見てきたジャニーズWESTの映像が頭の隅で走馬灯のように流れる。
このコンサートがはじまってから、重岡くん(センター)でない人がコンサートの空気引っ張ってきた感をどこかしら感じていた私。
でも重岡くんが「ええじゃないかー」といった瞬間から会場とステージの距離が一気に近づいた。
そこでここまでの空気の多くが「圧倒」でできていたことに気づく。
だから新しかった。
でも、私たちはこの巻き込まれる感覚「一緒」という感覚でこれまでWESTを愛してきたし、それはなくしたくないし、それを一番ここに力強く持ち込めるのは重岡くん(センター)だと思った。
そして「一緒」の空気は『バリパピ』でそれは爆発する。
バリハピで7人が手を繋いで円をつくって楽しそうにしてるのを周りから我々が「WEST!WEST!」ってやってるの、いつもテレビみたりラジオ聴いたりしながら7人が仲良いのを観て我々が湧いてる姿そのものだし、それが空間になったら幸福感凄くて、WESTとジャス民って本当にいいねっていう
— みずうみ (@numadeasobu) 2017年3月20日
私たちが築かせてもらったものの上に、今がある。
とにかく「○○件のアップデートがあります」と表示が出て、許可ボタン押したけど仕様はどれだけ変更になるのかしら~なんて不安になるあの気持ちを、過去の上に立つというスタンスを後半にしっかり示すことで解消してくれるジャニーズWEST。
お客様満足度ナンバーでしかない。
キャリア(担当ユニ替え)変更しません!!!!
アイドルを愛するということは、あくまで相手は偶像ではあるけれど、愛している私たちは実像です。
あの時にあの曲を聞いた。
あの時にあの公演に行った。
あの時にキミを思い出した。
そういうことは相手(自担)には直接は届かないけれど、こちらとしてはとてもとても大事なことです。
(少女趣味かよ…なんて馬鹿にされても1000%の力で言い返す準備はできてる)
過去の想い、思い出、積み上げてきた日々をアイドルが、「君たち
と僕たちのそれらがあって今の僕らがあるんだよ」と肯定してくれることほど大切なやり取りがあるでしょうか。
自担にうちわ指さされたらそりゃ嬉しい、けど、見えない席まで見えないうちわまですでにジャニーズWESTは与えてくれているし、それを「なう」の中にちゃんと入れ込んでくれているとその時、私は思ったのです。
そして、濵田君は私が最後のチケットを握りしめていった公演の最後にこう言ってくれました。
ねぇ自担にコンサートで「明日から辛いことあったら今日のこと思い出して頑張ろ」と言われることほど幸せなことある??
— みずうみ (@numadeasobu) 2017年3月20日
濱田くんのアイドルとファン関係性の捉え方、深い意味で真っ当で好き
アイドルは困ったとき直接手を差しのべてはくれないけど、困ったことに立ち向かう力を与えてくれる人🙌
ジャニーズWESTは、過去と明日を保証してくれるアイドルです。
変化宣言して、即時実行して、新しいことでファンの頭をぎゅんぎゅんに回転させるだけではないアイドルです。
そう、ジャニーズWESTの「なう」は最高。
「なうぇすと」は最高。
【この手は離さない You’re my desire Oh singin’ Oh】
【何も怖くはない I’m a believer Oh singin’ Oh Year】