今宵も月が綺麗ですね

なぜ、月は輝くのか。そして、偶像に生身のわたしが「アイラブユー」と思うことについて。

ジャニーズ楽曲大賞2015に投票し、己の価値観を知る。

ジャニーズ楽曲大賞2015に投票しました。

 

質問に答えること、これ、己の価値観を知ることなり。

 ということで、理由をまとめておきたいと思います。

 

 

 

 

楽曲部門

 

<1位 「キミアトラクション」 Hey!Say!JUMP>

 

キミアトラクション(通常盤)

キミアトラクション(通常盤)

 

 

 

はじめてTV番組でこの曲を聞いた時「圧倒的ジャニソン!!」と胸をぶち抜かれました。

 

なにをもって「ジャニソン」というかは、人それぞれかと思いますが、私は<“世界中の女の子の中で、僕は、君に恋しているんだよ”とアイドルが私にささやく曲>というのが、ジャニソンだと思っています。

 

僕は“ジャニーズのタレント”で、君は私(ジャニヲタ)。常にコンサートに行っても「1/ドーム」、テレビで姿は拝見するが向こうに話しかけることはできない、つーか、自担は私のことなど知らないという現実を、「君」という一言でぶち壊し、ヘッドホンさえ耳にぶち込めば私だけに歌ってくれるという一対一幻想そのものがジャニソン…(勝手な断言)。

 

 

 

そういう意味では「キミ」がタイトルの頭につき、ひたすら「NO.1」と愛をささやき続けるこの曲はまさにジャストミート。

 

 

 

個人的には関ジャニ∞の「イッツ マイ ソウル」の“内輪では最下位だった君”しかり、KAT-TUNの「Love yourself~君が嫌いな君が好き~」の“誰にも気に留められない君”しかり、通常の恋愛市場では決して上位ではない女の子に対して、僕(ジャニーズタレント)が、“君の価値はみんなにはわからないかもしれないけれど、僕にはわかるし、むしろメロメロだ”と語りかける楽曲が、非常にジャニヲタとアイドルの現実的な関係性に近く、ジャニソンと幻想度としてはさらに優秀。そういう女子像と、この「キミアトラクション」で歌われる女子像は正直違っているのですが、それを補うものがありました。

 

それは「たとえ」。この楽曲ではとにかくモチーフを「アトラクション」とし、恋愛模様を、【落下速度】【ラブフリーフォール】【僕だけ持ってるファストパス】【長蛇の列】など、遊園地を連想させるワードにたとえています。

 

うん、その工夫が楽しい。そして、遊園地という幻想の甘さ、とても美味しい。

 

ということで圧倒的なジャニソンに敬意を払い、第1位。

 

 

 

<2位 「PARTY MANIACS」 ジャニーズWEST>

 

 

パリピポ 【通常盤】
 

 

 

関西の陽気なジャニーズでぇ~す!

関ジャニ∞の弟分でぇ~す!

という売り出し方のジャニーズWESTの楽曲は常にコメディ感たっぷりで、

 

 

にも書きましたが、現時点での売り出し方は個人的には正解だと思っています。

自分は好きで好きで好きなので、「ジャニーズWEST」それだけじゃないんだぞ~と思う気持ちもありますが、世間では「あ~なんか最近デビューしたグループ?だよね?」というのが冷静なご意見。

 

群雄割拠の芸能界を生き抜いた先に、現状、コンサートで「パリマニ」の際に興奮で静まり返る現象が世間にも起こる期待をこめて。

 

ジャニーズWESTも「これがInvitation Just come&party with me」と、ここから我々の手を引っ張っていってくれるようですし。

 

 

 

<第3位 「カラフルEyes」 Sexy Zone

 

 

カラフル Eyes(通常盤)(CD Only)

カラフル Eyes(通常盤)(CD Only)

 

 

セクゾンといえば、ショタすぎる声が弾けるデビュー曲がいつまでも耳から離れないのですが、5人の平均年齢が10代の時間も残り少なくなってきました。そんな少年から、男の子に変化しつつある子たちが、既存のキーに声を必死に張り上げて歌う。この楽曲の最高ポイントはここです。

 

勝利君のソロパート「ドーキドキしよ」のところ、さっきまでファミレスで楽しくおしゃべりしてたんだけど、お店の外出たら、あれ、意外と夜だったねというまだ健全そのものの中の大人の階段感。

 

セリフのふまたんのぺらり英語、ケンティの暴走王子、勝利くんのふっつーも最高です(ほめてます)。

 

 

<第4位 「ホルモン~関西に伝わりしダイヤモンド~」>

 

 

ラッキィィィィィィィ7

ラッキィィィィィィィ7

 

 

 

これはこの間のコンサートで動くWESTと歌詞を見比べて、改めて気づいたことですが、歌割りがWESTのドラマを反映しています。

 

★長いJr時代、デビューできるか不安だったB.A.D (桐山照史中間淳太

「美味くねぇ!味がねぇ!だなんて固定概念で

俺らの放る者ほんとマジもったいねぇ!!

やればできるぞ大器晩成!?みせたるでいっ!!

待てば待つほど油のノッたイイ男

 

★一度はデビュー絶望したこちらも長いJr時代の濵田崇裕

「どんな道だって楽じゃない

スタミナがなければ進めない」

 

★一度はデビューをあきらめたがくらいついた神山智洋

「どんなことだって無駄じゃない

燃え上がれるかは自分次第」

 

★まさか!?でデビューメンバーにいなかった藤井流星

「生焼けな日々はマジ勘弁だから」

 

★メンバー唯一の19歳の小瀧望

「どんな夢だって楽じゃない

焦れば危ない橋ばかり」

 

★ファニーフェイスから漢フェイスになりたい重岡大毅

「甘ダレばかりじゃ物足らんねぇ だから」

 

小瀧望が無事に危ない橋を渡り切り成人することを望む。

 

 

<第5位 「バナナジュース」 錦戸亮横山裕

 

 

関ジャニ∞の元気が出るCD!!

関ジャニ∞の元気が出るCD!!

 

 

 

この曲は錦戸くんが作詞していますが、横山くんの作詞作品「プリン」「クルトン」に続く、食べ物×恋ソング。

錦戸くんの空気が読める本来の力を、逆なでした「8EST」バナンジュース事件を引き起こした横山裕、天才。

そして、自分と組むということで、これまでの作品の空気を読ませて“バナナ=欲望”“ミルク=君の優しさ”という錦戸発で、初のかわいいアダルトを発生させた、横山裕、天才。

 

 

以上が1位~5位の理由でした。

 

その他部門は…

未音源化楽曲部門、6人の勢いをそのまま詩と音とダンスにした「勝つんだWIN!」(って打ち込んで気づくタイトルのすごさ)。

 

現場部門、ヒロムの「ずっーと全員舞台の上にいて♡」の願いを、工夫とこれまで積み上げてきた経験と鍛錬で成し遂げたABC座(和ヴァニラで、男はとにかく刀と認識を新たにさせてくれた功績も含む)。

 

MV部門、男×滴る水=正解の方程式を証明し、二の腕、鎖骨、くるぶしと見せてほしいパーツをすべて映していた「KAGUYA」に感謝をこめて。

 

KAGUYA【通常盤】

KAGUYA【通常盤】

 

 

 

コンビ部門、濱田が高2のときに、のぞむは小3と簡単な計算で震えさせてくれた仲良しコンビに。

 

 

 

自担部門は、もちろん(濵田)崇裕!

 

 

 

 

 

 

 

2016も私を狂喜乱舞させてください、ジャニーズエンターテインメント様。

 

財布を開く心の準備はできている。