今宵も月が綺麗ですね

なぜ、月は輝くのか。そして、偶像に生身のわたしが「アイラブユー」と思うことについて。

WESTival はまかみユニット曲『GOD DAMN』はこの世で一番メタで熱いアイドル宣言曲

『GOD DAMN』のパフォーマンスが終わると、暗転の中で神山君と濵田君は数秒起き上がれないかのように起き上がらず、ズルズルと音がしそうに身体の引きずり、神山君が動けない濵田君を必死に引っ張ってさえいるように見える形でようやく舞台下にはけていきました。

 

会場の空気は出現した次の曲の3つのベッド(ITYのアイドル×不倫の方程式は天才の所業…)が醸す期待に包まれましたが、私は「ここまで踊った2人の意気込み」に心奪われ、淳太くんの貴重で鍛えてきたこと自体が最高にかわいい筋肉の形を記憶できませんでした(かわいい筋肉という新しい概念…)。

 

 

『GOD DAMN』を初めて聴いた時、とても不思議な歌詞だと思いました。

 

TOP of TOPを狙ってる2人なのに、なぜか毒されている。

 

なぜ????

 

 

コンサートに向かう電車の中で何度も何度も聴いても

「なぜですかね?」

「うーん、なぜでしょうね?二人は戦ってきたみたいなのにね」

「確かに正義であるべきですよね、、それにしても二人とも声がいいですよね」

「それをおっしゃるならはまかみラジオは楽園ですよね、空気が」

といわゆる発展がない&詰まるところいつもの話になるダメ会議を脳内で繰り返していたわけですが、限界を超えて踊り、暗闇の中でばったり倒れた神山君と濵田くんを見て

「あ!!!!!これは、アイドルのTOP of  TOPに挑む歌そのもので、超メタソングなのでは!?!?!?」と思ったのです。

 

 

ここから解釈の自由に基づいてお送りするので読み進める方は諸々暖かい気持ちでお願いいたします。)

 

さて、歌詞をそう思いながら聞き返していきましょう。

 

終わりなき都会の戦場=アイドル界!!

生きるか死ぬかもう忙しいぜ=アイドル界の流れの速さ!!!

理不尽なEveryday 憤り隠して=アイドルのお仕事!!!!

 

嗚呼、はまかみIn アイドル界……(単純脳)

 

狙うはTOP of TOP…(ここで大拍手)

 

小さな街から 大きな夢抱いて戦って来た……(特に濵田君は通いの長い電車もおつかれさまでした…涙)

 

 

 

準備運動はよろしいでしょうか?

はい、では、本題の何に毒されているのか??の話です

 

 

無駄な光まみれ 駆け抜けるランウェイ

 

無駄な欲にまみれ 溢れ出すChampagnes

 

 

「毒された俺ら」の歌詞の前にはこのような言葉が並んでいます。

華やかな情景につなががる言葉たち。

そう、この勝手解釈思想でいれば、答えは「俺らはアイドル界に毒されている」です。

 

 

あーーーーーーーー!!!!!!!!!

あーーーーーーーーメタ!!!!!!!

あーーーーーーーー超メタ!!!!!!

 

 

 

濵田君がかつてデビュー騒動のことを語ったインタビューで「やめる勇気がなかった」という言葉を使っていたことがあり、私はそれがすごく印象的でした。

進路的に、人間関係的に等々理由はいくつか想像できるけれど、ステージに立つことを辞められなかったのかなと思ったからです。

 

私はいつも想像します。

 

自分がソロで歌った時に自分色のペンラで京セラドームが染まった時の自担の頭の中に流れた言葉を。

 

幕がおりた瞬間に「きゃあ」の波動が自分の身体にぶつかった時の自担の感触を。

 

そして、それは私には味わえないことで、だからどんなに想像してもわからなくて、

どんなに「ジャニーズWESTは国民の友達」「クラスにいるヤツみたいな存在」と言われそれもそれでわかる気もするけれど、やっぱり私の圧倒的に知らないものを味わっている男の子だから、自担はアイドルという私にとって特別な存在なんだといつも追い付かない想像を理論でまとめます。

 

でも、足りない想像力をかき集めて想像すれば、普通の人には味わえないとんでもなく、たぶん気持ちいいやつなんじゃないだろうか、とも思うのです。

 

 

 

歌詞の中には

 

永遠なるフラストレーションLife いつ終わるのか何が正解か…誰もわからない

 

浮ついたこの世界に 意味があるかは I don’t know

(No one ever know)

 

 

という部分もあり、オタクに一挙手一投足見つめられ、推測され、解釈され、欲望のはけ口にされるフラストレーションLife(ごめん、もれなく私全部やっている)……。そして、オタクという自分の存在が根源的にかかわるゆえにいつもうまーくみないようにしているけれど、普通の青春も、恋愛も、結婚も厳しそうな彼らの人生。「普通に戻りたい」がいなくなる理由になってしまうこのアイドルの世界。

 

 

でも、神山くんと濵田くんは、その魅力に毒されていると、止まれないと、戻れないと歌いながら、全力で踊り、このアイドルの世界で培ったアクロバットという武器を振りかざす。

 

この世にこんな直接的で熱いアイドル宣言があったとは。

 

ぶっ倒れるまで踊って跳ねたんだよ、はまかみ。

 

あーーーーーーーーメタ!!!!!!!!!

あーーーーーーーー超メタ!!!!!!!!

 

 

 

ちなみに、私は『GOD DAMN』の演出が格闘スタイルだったのは、アクロバッドが組み込めそうっいうのもあったからかもだけど、濵田くんのJr時代の持ち曲「Battle」の演出を神ちゃんが意識してくれたのでは?という至極勝手で幸せな想像をしています。

 

もう「心の奥で くすぶってる 熱い想いを 思い切り叫べ」じゃなくて「幕はあがってる」の中で「己の限界なんて決められてたまるか」って違う形で上へ上へしている濵田くんの今の重いパンチのかっこよさと、そのパンチを受けてお返しして相打ちできる元後輩の神ちゃんのかっこよさに、私はまたきっと淳太くんのかわいい筋肉を見逃すことでしょう。

写経で感じる中間淳太(30)

 

 2017年10月21日、ジャニーズWEST全員が20代だった日々が終わり、最年長の中間淳太くんが30歳になりました。

 

最年少の小瀧くんが10代から20代になるとき、彼のメンバーへの感謝と未来への言葉にあふれた長い長いなにわぶ誌を読み、私は電車で泣き、このブログを書きました。

 

 

 

numadeasobusokohamizuumi.hatenablog.com

 

 

“淳太くんがもうすぐ30歳”という響きにそれなりに感慨はあるものの、個人的には小瀧くんが20歳になった時ほどのセンチメンタリズムはなく過ごしていたのですが、誕生日の9日前、10月12日に更新された淳太くんのなにわぶ誌を読んで、私はすぐに時間をつくり喫茶店に駆け込みました。

 

写経するためです。

 

 

 

誕生日近辺には自分のなにわぶ誌の順番がまわってこないことを、よくまわる頭で知っていた淳太くんは、自分の20代の終わりについての文章をこの日、綴ってくれました。

 

私はこれを読んで、写経して、

あーーーーーーーー、淳太くんがジャニーズWESTにいてくれてよかった。

 

あーーーーーーーー、淳太くんがいるジャニーズWESTはこれからもっと強くなるわ。

と思い、その「信頼度」に喫茶店で泣きました。

 

 

では、中間淳太presents 「信頼」 Let`s SHOWTIME

(TAMER風にして失敗したパターン)

 

 

 

 

①多くの人が理解できる言葉を使う中間淳太

 

淳太くんの文章は、いつもとても読みやすい。

それは「起承転結がしっかりしている」のもそうなのですが、「今日はこの話します!」というのが明快だからです。

 

―拝啓、20代の中間淳太様―

 

ほら!ね!!

すぐわかったでしょ

このなにわぶ誌が自分から自分への手紙っていうコンセプトが!!!!

 

これは、なにわぶ誌だけでなく、ラジオでも、バラエティでも、ニュース番組でもよく見る明快さ(+彼風の遊び心)の最たる例です。

 

いろんな場面で、いろんな役割で仕事をしなくてはならないアイドルに絶対必要な「今日のスタンスこれです!」が明快にできる淳太くんがジャニーズWESTにいてくれてよかった、ジャニーズWESTこれからもっと強くなるぞ~!

 

 

 

②弱さをきちんと語り、きちんと立ち上がる中間淳太

 

―『ごくせん』への出演が決まり、「よっし、デビュー決定。」と調子にのっていた20歳~(中略)~全てを捨てる覚悟でジャニ―さんに相談した25歳後半―

 

レコメンで自分の番組での振る舞いを「キャラをつくった…」とエイトの村上くんに公開マジ相談した淳太くんや、最近実は仕事がルーティンでやる気が落ちてたとなにわぶ誌で正直に書いた淳太くんや、大阪マラソンで涙した淳太くんもそうですが、淳太くんは自分の弱さをきちんと、そしてべローンとしっかりファンにさらします。

 

それをどう思うかは人それぞれではあると思いますが、私はジャニーズWESTが、キラキラの偶像でなく、Twitterで同僚だったら?彼氏だったら?先輩だったら?と想像を掻き立てる偶像路線である限り(この妄想に関してもいろんな意見があると思いますが、え?ほかのグループではこういう文化はそこまででなかったらしい…と知った時、個人的にはパラパラに並ぶWESTの色であり、武器だと私は思いました)、弱さを示すのはむしろありで、なぜかというと、アイドルとしてそこから必ず立ち上がる姿を見せてくれるほうが、同僚っぽくも彼氏っぽくも先輩っぽくもある人が、近くにはいないものすごいキラキラを纏っているアイドルだとファンの頭を殴れるからだと思うからです。

 

キャラのふり幅をちゃんと番組内で直していった淳太くん、リフレッシュしてやる気を取り戻した淳太くん、大阪マラソンで涙をこぼしながらも走り切った淳太くん、そして

 

―そして、最高の仲間、ファンと今日まで毎日笑い続けた26~29歳。―

 

と20代を振り返って書きあげる淳太くんは、

「がんばって乗り越える」のちゃんとした象徴of象徴。

 

私は何度も、ときめきという恋の魔術とは別の(好きだけど担当ではないゆえ)、こういうキラキラした人がいるから私もちゃんとそのキラキラをみせてもらった人間として「がんばろう」と思いました。

 

恋じゃなくても人を動かせる淳太くんは、同性や子供にも強いはず。そんな淳太くんがジャニーズWESTにいてくれてよかった、ジャニーズWESTこれからもっと強くなるぞ~!

 

 

③物の見せ方や存在が女子的な中間淳太

 

 

「あれ?ジャニーズWESTにきれいなお姉さんいる?」なんて言われる淳太くんは、そのビジュアルだけでなく物の見せ方等、非常に女子的感性が高いと思っています。

 

だって、男子のこういう20代を1年ずつ振り返るこんな長い文章読んだことある?

 

私はない。    

 

これが本質的なことなのか、はてブロとか読んで熱心に研究してくれたことなのかわからないけれど、こういう物の提示をしてくれる人が一人いるだけで、ファンとの心的距離がぐっと近づきます。

 

ほら、大好きだし、ある意味稀代の天才なんだけど、ジャニーズWESTが全員重岡くん調のなにわぶ誌書いてるって想像してみて…………5,4,3,2,1、はい、淳太くんありがとう!!

 

あと、はまじゅん、りゅせじゅんにおける淳太くんの女子ポジ化もよくジャニーズWESTで見られること兼オタクが沸きがちなことですが(淳太くんがあくまで男友達ポジだという最高な部分についてはまたの機会に)、女子が介在しないジャニーズという世界において、女子ポジが存在するのってさ……

 

他メンバーの雄っぽさ味わえるよね!!!

 

特に濱田くんの淳太くんの「ええじゃないか」でのはじまり抱き寄せヤバいよね(個人的な感想です)!!!

 

つまり、淳太くんは己の物の見せ方でファンとのジャニーズWESTの距離をつめたあと、その至近距離でメンバーのよさを見せつけてて、、

 

もうWESTの天然トキメキプロデューサーかしらっていうね。

 

そんな淳太くんが考えるコンサートは最高でしかないことはなうぇすとDVDでも証明されたことなんですが、改めて淳太くんがジャニーズWESTにいてくれてよかった、ジャニーズWESTこれからもっと強くなるぞ~!

 

 

 

④自己分析のち自己完結、見守りポジションへの誘導をする中間淳太

 

―プライドだけは馬鹿みたいに高いので、ちゃんと孝行してくれる子だと思います。笑 どうか、30代の僕も見守ってやってください。―

 

理解できる言葉で語りかけ、弱さを見せて、立ち上がり、異性に共感までさせる淳太くんですが、自己分析はきっちり自分でやりとげ、自己の進む道を相手に指図させない強さがあります。

 

はい、これきた、まさに参謀!!!!

 

そして、きちんと我々を見守りポジションに誘導してくれます。

 

はい、これきた、頭脳犯!!!

 

 

SNSをはじめとしたいろんな場面で見る側から見られる側ワーワー言われる時代に(このブログもそうですね)、

 

「見守っていて」という言葉の強さと意味の深さ!

アイドルしていく人間としての正しき自己管理と最終的な距離通達!

 

アイドルとは、私たちが見つめるものであること、私たちの口は閉ざされてはいないけれど(それが楽しみや生きがいではあるもんね)本質的には相手を動かせないものであるからこそ、ひだまりで会える相互関係になれることを知っている淳太くん、そしてそれを宣言できる淳太くんがジャニーズWESTにいてくれてよかった、ジャニーズWESTこれからもっと強くなるぞ~!

 

 

中間淳太くん、お誕生日おめでとう。

これからも30代がありったけ(自分で引き寄せた←かっこいい!!)のラッキィィィィィィィに包まれますように。

 

鋭い目と、広い視野と、繊細な心と、毒 舞台「アマデウス」感想

「パパ~、だっこして」

と言いながらモーツァルトが残り少なくなった生命力を本人自身も忘れてサリエーリに近づいていく…。


その時、泣くとはまた別の、なんだろう、うわぁぁぁっていうまだ名前が付ききっていない感情が目と口とか耳とか顔のいろんな穴から吹き出ててくるのを感じました。

 

 

「ぽっちゃり」なんて自分で言っている照史くん
(ちなみに豚足ピースは直後にかます「その手離さんからな」の最強のフリだと思っています)
のしっかり大人な身体の形がそこにあるはずなのに、
私の目の映る彼はなんだか小さく、軽く見えて、赤ちゃんのようでした。

そして、その赤ちゃんのような桐山くんは、まだ覚えたてで口に出したての「パパ」という単語と「だっこ」という単語を、その2つの単語の間に思惑や思索等なにも存在していないまっすぐさで組み合わせ、発音しているようにも見えました。

 

その瞬間、モーツァルトを演じている桐山照史くんは、会場の空気をすべて真っ白に染めるほど、無垢、そう無垢すぎる存在でした。

 

 


妻のコンスタンツェとふざけている時(演じているとはいえアイドルの口から「勃つ」の言葉を聞けるとは、うふふふふ)侍従長や長官の前で失礼な発言をする時(むやみやたらな権威にたてつく男はいつだっていいですよね、うふふふふ)など、モーツァルトは常に軽薄で行儀が悪く傍若無人でした。

でも、妻が別の男と過ぎた雰囲気でぶざけていれば相手に帰宅を促すし、皇帝へのキスはどの他の権力者より丁寧。そんなシーンを見かけるにつれ、モーツァルトは軽薄さや行儀の悪さや傍若無人さをそれなりに(本人は無自覚かもしれませんが)自身でコントロールしているところも感じられました。


アイドル誌「ポポロ」で連載されているジャニーズWESTひとりひとりがこれまでの軌跡とこれからの歩みを語る「ジャニーズWEST 7色のシルエット」。
ここで桐山くんは

 

―こうせなあかんって決めてかかると、苦しくなってしまうから、いい意味で肩の力を抜いて何事も楽しみながらやっていけたらいいなと思う。

 

などと各所で本音をのぞかせたあと

 

―正直、これを読んで俺のことをなんやコイツと思った人もいるかもしれへん。

 

―全員に好きになってもらおうなんて、おこがましいことは思わへんから、嫌いやったら嫌いでもしゃあない。でも、あわよくば好きになってくれたらありがたいなって思う。

と語りました。

 

なんて、ものを見る力があり、かつその見えたものを調整している人なんだ…と私はこれを読んで思いました。

 

 

私はアイドルではないので味わったことはないですが、きっと何万人の好きの視線はきっと強い。
コンサートで目に映る人々の熱視線や熱うちわやSNSの海を漂っている熱言葉もきっと強い。

なので、きっと、そこだけ見ようと思えば自分の目の容量をそれで満杯にすることだってできる。
だけど、桐山くんはその鋭い目で、広い視野で、そして繊細な心で、好きと叫ぶ人たちのうしろにいる嫌いの人や嫌いの空気をきちんと捉えていた、ゆえの発言なのだと思います。

 

しかし、彼はそれでも豚足ピースからの「その手離さんからな」をして女の子の“きゃあ”を生み出すため「キザ」なんて言われかねないジャニーズアイドルを全うしてくれるし、街ロケでは「おとうさーん、お忙しいところすみません~」と自分のことどう思っているかわかならい相手の懐に入る。

 

その様子は、まるでコンスタンツェとふざけるモーツァルト、皇帝に丁寧にキスをモーツァルトのよう、そう私は思いました。


決して100パーセントの義務や演技で成り立っているわけではない、モーツァルトにはそういうところがあるんだけれど、ここでの役割をやってもいる人。


そんなモーツァルトと同じ要素を持ち合わせている気がする桐山くんが「パパ~だっこ~」と叫んだ時、桐山くんの奥底にもまわりの見ず、目の前の欲しいものだけを見ている瞬間が、私たちには見せないけれどきっときっとあるからこそ、こんなにこのシーンで真っ白になれるんだろうなと思い、私はうわぁぁとなったのだと思いました。

 

 

そして、モーツァルトを蝕んだ「毒」=サリエーリの嫉妬。
これもアイドルが好きな私には非常に覚えのある感情でした。

 

サリエーリは音楽を通じて神を称えるべく、自らの一生を捧げると誓いを立てました。
しかし、モーツァルトの神から与えられた(とサリエーリは思った)才能を前に

「なぜ、神はモーツァルトをお選びになられたのか」

とその不平等さを嘆き、次第にそれは深い嫉妬(毒)へと変わっていきました。

 

私は、ジャニーズWESTが好きで多くの時間とある程度のお金を使いました。
うちわも不器用ながら時間をかけてつくりました。
そしてある日、スタンド最前列のチケットを手に入れました(正規)。
うちわを持ちながら、濵田くんをじっと見つめました(声は出せない、好きすぎて、あと濵田君がかっこよすぎて)
声を出せてないくせに、ずうずうしくもこう思いました。


「1列目だし、うちわもっているし、もしかしたらファンサもらえるかも」

 

しかし、濵田君の目線は私のウチワには注がれませんでした。
その時の私は

「こっち見てくんなかったなー」

と思いました。


これが毒です。

 

 

ジャニーズWESTにかけた時間もお金も、うちわの労力も、自分がそうありたいと思ってのぞんだことだったのに、自分がそこに力をかけていた自分が浮かばれるかもしれないと期待した瞬間に私は不平等を嘆いたのです。
その日は、いつもよりコンサートの細部が頭に入っておらず、感想ツイートも少なめでした。
(“お値段以上真鳥”こと林真鳥くんが濵田うちわだったのに気にせず、ずっきゅんファンさしてくれたことはまた別の機会に)

 

それとこれ、一緒かよ?の声はあえて一蹴します(ご容赦)

 

サリエーリ、、、、

あんたの気持ちわかる!!!!

 


でも、モーツァルト(私でいうと濵田君)、なんも悪くないんだわ!!!!

 


勝手に「与えられるべき」と思ったこっちの問題なんだわ!!!!

 


で、それでモーツァルトを毒で殺すのはエゴの拡大そのもので、罪なんだわ!!!!

 

濵田君、一ミクロンも悪くないわ!!!!


なのに、こんなこと思ってごめん!!!!


あの日の私、濵田君に土下座――――――!


土下座見てないの承知で、土下座―――――――!

 

 


眼が鋭くて、視野が広くて、心が繊細な桐山君のアイドル人生に毒がなるべく届かないように、これから応援したいと思います。
(デジタルチケット導入も粛々と)


とにかく思考がめぐりにめぐる舞台をありがとうございました。


最後に…

アマデウス」のパンフでの稽古写真でなうぇすとTシャツ来てるとか……


自分の(ホームの存在)貫くその瞳 
私は超好きや 
まじであきとは最高や!
(これだけは文脈関係なく言いたかった)

茶の間の私が亀梨和也ソロコンで誠実さに泣いた話 ~現実的でなくていい 君との運命描いていこう~

 

 

 少し前になりますが、東京国際フォーラムで開催された「KAT-TUN KAMENASHI KAZUYA CONCERT TOUR2017 The‐~Follow me~」を観にいきました。

 

私は、横山裕担→濱田崇裕担と関西系グループを主に追いかけている者です。

 

 

しかし、関ジャニ目当てに入った「You&J」という関ジャニ、NEWS、KAT-TUNのすべてのライブに申し込みが可能な赤いバー(=会員証だったよね?)を手にしていた私(当時20代前半)は時間とお金の自由を駆使してとりあえず申し込めるすべての公演に申し込みました。

(今思えば、超お得かつ、ジャニヲタを長引かせることになる行為。ほら、観たら観たでそれなりに担当じゃなくてもひゃあってなるし、勿論愛着生まれるじゃないですか)

 

 

そこで見たKAT-TUNのコンサートは他のグループに比べ非常にコンセプチュアルであり、「1582」で紅を情念でべロリとひき、宙を文と一緒に舞った亀梨くんを観て度肝抜かれたことをよく覚えています。

 

“コンセプトを纏うことがなんてうまいの?亀梨くんは!”と。

 

 

そして、恋に堕ちるというのとは別の「この人の努力と才能は、エンタメの世界報われるべき」というよくわからない思いを抱え、足しげく現場に通ったり、日々の情報を集めたりはしないものの、テレビに出れば視聴率が取れますようにと手を合わせるくらいはする亀梨くんの「茶の間」としてここ10年くらいを過ごしてきました。

 

 

そして、向かったソロコンサート。

 

登場した亀梨くんは、茶の間の私が思い描く亀梨和也でした。

 

シルエットだけで彼だとわかる演出されたフォルム。

 

圧倒的に光を吸収し、一度取り込んだ光を余すとこなく放射するような存在の仕方。

 

どのシーンをカメラで抜かれてもポストカードなら買います!な完璧なしぐさと表情。

 

後ろの席まで軌道がはっきり見える妖艶な腰ふり。

 

 

そして、彼は、舞台やコンサートでみせた演出を余すところなく行なったかと思えば、

普段の亀梨くんのような洋服に着替え「君」と観客に語り掛けたかと思えば、

TVドラマの主題歌を歌いあげたかと思えば、

真っ白な亀梨和也しかそこに反映されない衣装でポールに巻き付いたりベッドで腰をつきあげたりしたかと思えば、

三日月にのって空から地上に降りてきました。

 

 

茶の間でこんなこと言うのは恐縮ですが「1582」が彼と私の思い出です。「1582」であの時の同じように紅が情念でべロリとひかれたとき、それを観た日、まさにその瞬間をぐわあああと思い出しました。

 

 

亀梨君のファンをやっている人たちにとって、亀梨くんとの思い出はもっともっともっともっとあることでしょう。

「はじめて恋に堕ちた日のこと」

「チケットを持って、おしゃれをして亀梨君を観に行った春夏秋冬の日々」

「どうしても現場に行けなかった日のこと」

「TV前でTVの中の亀梨君を誇らしく思った日のこと」

 

 

いつからファンになったか、どんな環境でファンをしていたのかによって舞台が思い出の人もいれば、TVが思い出の人もいる。

そんなすべてのファンの「彼と私の思い出」に寄り添うことのできるこの構成(舞台の曲もやれば、TVの主題歌もやる)は、亀梨くんのアイドルとしての誠実さそのものだと思いました。

 

そして、神様のように思っているファン、永遠のリア恋だろ思っているファンなどすべてにニーズにこたえるシーン(象徴的な衣装もあれば、リアルめな衣装もあるし、月!!から降りてくるし)をつくっている構成にも、亀梨くんのアイドルとしての誠実さを感じました。

 

 

「私と彼の思い出」という本来大層な言い方が全然様(さま)になるし、様にさせてくれる亀梨くんの誠実さ…。

 

 

 

ここまででだいぶ「なんというコンサートを観ているのだ、私は……」と体幹から震えるかんじがあったのですが、ラストスパートのカラオケでのデュエットパートのような一緒に歌いましょうね♡演出に「やだ、ださかわ♡」とはじめは笑っていた私は『背中越しのチャンス』で泣くことになります。

 

 

亀と山P名義で発売された『背中越しのチャンス』。

野ブタ~を熱狂的に観ていた私は、“これはジャニーズエンターテインメントにお世話になっているすべての人間が買うべきシングル”と定義づけ、購入し、愛聴してきました。

20代をはしり、30代になった2人の「スキ」のポーズかわいい!

「何回でも恋をして何回でも愛していこう」という姿勢ってなかなかアラサーが諦めちゃうことだから、それをいろんなことがあったこの2人が推奨するって素敵なことよね……!

なんて思って聴いていました。

 

 

ところがどっこいどっこいどっこいしょ。

この曲をカラオケデュエットVerで聴いた瞬間、この曲が“アイドルと応援してきたファンの間の最高の関係性を表す曲”であることに気づいたのです。

 

 

 

 

100回の恋も君がいなくちゃ Un happy 気づいていたんだぜ

ふいに見せた笑顔 昔から一緒で

 

私の脳内)アイドルがアイドルをやっていく中で、ファンがいなくちゃUn happyって亀梨くん(主語、この際なので適宜亀梨君にしますけど、亀梨君=アイドルなのでいいですよね、うん、いいです)が自覚的に宣言してくれる&ずっと応援してきた存在(ファン)を受け止めてくれてる……。

 

 

 

いっそ僕ら 何回でも恋をして 何回でも愛していこう

ちゃんと言う 君に ちゃんと言う 

好きの二文字を この声で

 

何回でも更新しよう 最高の思い出を

 

私の脳内)オタクってそういう生活だよね。あー好き、あー好き、あー愛してるって何回でも更新して思うし、何回も口にするよ。それでオタクとしての日々は続いていく。それを僕も求めているし、僕もしていきたいって思っているように感じる、感じさせてくれる……。

 

 

 

 

現実的でなくていい 君との運命 描いていこう

僕らだけにみえる happiness

 

私の脳内) オタクしていると「え?でもさ、亀梨くんと結婚できるわけじゃないじゃん?そんなに時間とお金つかって」理論ぶつけられる時あるじゃん。でもさ、なぜにこの世は現実の社会的なシステム(結婚とか特に)に作用することばかりが価値があるとされるのか??? 宗教的な存在でアイドルがいて頑張れることも価値あるし、アイドルをみて幸福になったその瞬間に価値あるし、そういう他の人からは承認されにくいかもしれないことを、亀梨くんが“僕らだけにみえるhappiness”って肯定してくれるなら、それは絶対にここにあるし、私も全力で肯定してく……。(後の亀梨くんの現実じゃん発言もまさに僕らだけの現実の肯定で震えました)

 

 

 

Up&Down 右に 左に

決暖一つで Roll Rolling

でも いつだってこの人生 君がいれば It’s OK!!

 

私の脳内) アイドルという現実的な(さっきいった社会的なシステム的な)幸せを実現しにくい場所を我々の熱狂がさらに強めてしまっているのを自覚しながらも、つい止まらぬこちらの勝手な恋愛妄想、性格邪推という実情。苦しくなる気持ちもあるし、ご本人だってそんな本当は白黒つけれるテーマじゃないはずなのに「It’s OK」とな……覚悟ある人間の凛とした姿であり発言としか……。

 

 

こんなことを考えながら、私は泣いていました。

 

 

 

 

そして、ここをデュエットカラオケにしていることにも象徴されている気がしたのですが、こんなにエンターテインメントの才能にあふれている亀梨くんですが、

その才能を客席の視線というか、亀梨君を求める存在ありきで完成するようにセッティングしている。

そこがまた最高のエンターテイナー。

 

 

亀梨くんの担当の人が気を失っていないか、それだけが心配で泣きながら周りを見渡しましたが、動きが止まったり、泣きながらもみんなしっかり自分の足で立っていて、そこに亀梨君と亀梨担の「絆」を感じた気がしました。

 

 

亀梨くんの努力と才能が、エンタメの世界でこれからも報われ続けられますように。

 

 

セクゾ「King&Queen&Joker」はひじょーに気の利く男のコからの求愛ソングである  【三浦徳子作詞曲 勝手解析 其の一】

 

ハロハローメリクリマス!夏ですね。

という上記の文章を“あー、はいはい”という心もちで読んでくださったジャニオタの皆さん、一年中の愛をこめてこんにちは。

 

 

突然ですが、私は三浦徳子さんが作詞したSexyZoneの曲が大好きです。

ジャニーズWESTの濵田担ですが、大大大好きです。

“あっ、この歌詞好きかも…”と思って検索するたびに【三浦徳子】という文字…。

ちなみに三浦徳子先生作詞のセクゾ曲一覧は以下になります(順不同)。

 

 

KingQueenJoker

SexySummerに雪が降る」

「男never give up

Hey you!

「ぶつかっちゃうよ」

「今日はありがとう」

Make my day

 

 

いわゆる、初期セクゾを代表するトンチキソング曲が多いのですが……、

 

トンチキだけじゃないの!!!

物語があるの!!!

言葉の中に物語があるの!!!

でも、もちろんトンチキなのところも大好きなの!!!(二律背反)

 

 

ということで誰にも頼まれていませんが、人生とは頼まれごとでできているのではない、自分のやりたいことの積み重ねできているべきだという私の信念に基づき、三浦徳子作詞曲 勝手解析】をライフワークとしてスタートさせていきたいと思います。

 

ひゅーひゅー(自分オーディエンス)!

 

 

 

まずは一番難解そうな「KingQueenJoker」からはじめます(人生スタートダッシュ派)!

 

 

この曲を(勝手に)読み解くにあたり、一番重要なことは「King」「Queen」「Joker」とは何かを改めて確認しておくことです。

 

King」=男性の国王、君主

Queen」=女王、または王妃

Joker」=道化師、カードゲームにおいて一部の遊びで最強のカードとなる“切り札”

 

 

はい、わかりました。

さあ、いきましょう。

 

 

 

Missing you君を探している どこにいるの?

森へ続く道のどこかで会えたなら すぐに make you happy

 

 

 

ジャニーズの楽曲ということで基本、主体は「男のコ」という前提で読み解き始めると、とある男のコが一人の女のコを探しているようです。

 

 

 

 

ガラスの靴 夜空へ 投げ出しちゃっても

変われはしないよ 裸足のままでいたとしてもね

 

 

《ガラスの靴=シンデレラ》

というメタファーに当てはめると、ガラスの靴さえはけば「その足はぴったり=姫になる資格ありの女のコ」なのに、女のコはその権利を自ら放棄しているようです。

 

でも男のコは「変われなしないよ」という言い方で、君はシンデレラ(姫)であることを突きつけます。

また、ここでこの曲の主体は男のコであることが確定的になります。

 

 

 

 

You are Joker

 

 

女のコはJokerだそうです。

Jokerとは何か、道化師です。洒落や冗談を言ってまわりを楽しませるだけの人。

ここで勝手解釈発動(ギュイイイイン)。

彼女は「わたしなんて……お笑い担当だから!」というやや自虐系女子なのではないでしょうか。

容姿に自信がないのか、そのポジションを押し付けられているのか、はたまたそこにいることで見えない殻で自分を守っているのか、その理由はわからないけれど。

とにかく、仮説的理由の上で彼女は道化師の道を選んでいます。

 

だからか、彼は真剣に説き伏せます。

 

 

2人はKingQueen

どこにいたってYouMe

みんなが願うそうさ この し あ わ せ を 

離さないよ

2人はKingQueen

いつも笑顔みせてよQueen

これが僕たちのね 運命なんだよ

KingQueenJoker 奪い合う

ラヴ♥トライアングル I give my all

 

 

KingQueenを国王と王妃という役に当てはめれば、「KingQueen=カップル」という解釈ができます。

僕たちはカップルになってもいいんじゃない?と

Jokerである彼女にQueenという名前で呼び続けるのです(くぅううう)

 

 

でも自虐の心ってそんなにすぐに払拭できないですよね!!!!わかる、わかるよ~~~。

はじめから道化になりたい女のコなんてそうそういません。

いろんなプリンセス物語を小さいころからテレビや絵本でみまくって、いいなーと思ったあとに自分を道化に変更する物語はどんな理由だろうが、多かれ少なかれ非常に女のコにとっては現実と向き合うターニングポイントであり、決して愉快な話ではないはず。

 

だから、奪い合う。

JokerQueenになる心を奪う。

KingJokerQueenを奪われる。

すぐにKingQueenになれない2人の邪魔者は、Joker(卑下の心)です。

 

でも、ここから彼はやってくれます。

(ここから「彼」をお好きに自担やらなんやらに当てはめてもいいです、想像は自由無料無限。)

 

 

Loving you 君を愛している そばにきてよ

 

 

ちゃんと愛してるって言いはじめたーーーーーーーーー!

ぎゃああああああああああああああああ。

 

 

 

甘いJokerのキス 君に降らせてあげるよ 

hold you baby

 

 

私の心が最も爆発するポイントここです。

道化になってしまう女のコに

正攻法で攻めたあと、

ふと戦法を変えて、

甘いおどけたキスを

する!?!!?!?!?!?!

 

 

ジョークをちりばめて 恋の魔法かけるよ

そうさ君は 今夜こそ ボクのQueenになるのさ

 

 

素直になれない女のコはQueenと言われ、うれしい気持ちはあるけれどすぐに自分の立ち位置を切り替えられない。

そこにジョークをちりばめてくれる彼!!!!!!!!!

 

はあああああああああ、こいつできる…。

この男はできる(今世紀最大の断言)。

もう、恋の魔法だよ、これは……。

 

そして、極めつけがここで

ここぞの「Queen」呼び!!!!

恐れ入った!!!!!!

 

 

 

You are Joker

2人がKingQueen

どこにいたってYouMe

どんな時だって君だけ 愛してるのさ 離さないよ

2人がKingQueen

あぶなすぎる Who is Joker?

これが僕たちのね 物語なんだよ

KingQueenJoker だまし合う

ラヴトライアングル I give my all

 

 

皆さんお気づきでしょうか?

1番では「2人は」だったのが、2番では「2人が」になっていることに……。

1番では「運命」だったのが、もはや「物語」になっていることに……。

 

はい、自然と断定を強めてくるやつね……。

気づかないうちに彼のペース、あれ??Jokerの甲冑、いつのまにかQueenのドレスに変わってきてない??????

 

そして、Who is Joker?って、

 

おまえがこの世で最も能力のあるJoker(道化師)だよ!!!!!

 

そのことわかったうえで、自分で「あぶない」って舌ペロしていると思ったら、もう…(言葉失)

 

 

 

Now,今、十字切きって さぁ剣を取ろう tonight

この恋、どっちのものになる? 命をかけよう

 

 

道化をやめられなかった君、おどけてキスしてみたボク

ねぇ、君が道化のままでいれない道に進んでもいい?

ボクが提案した恋の道にすすんでもいい?

どうする??と彼は選択を迫ります。

 

 

でも、またここがいい!!

 

こんだけ誘っておいて、最後は女のコが自らの剣で人生を切り開くことを推奨するんだもん……。

 

めちゃくちゃジェントル!!!

 

そう、どんなに誘われても、女のコは自分でQueenになるのかならないのか決める権利がありますゆえ、神に誓って自分と戦い決めるのです!!!(もはや誰目線)

 

 

 

2人はKingQueen

どこにいたってYouMe

みんなが願うそうさ この し あ わ せ を 

離さないよ

2人はKingQueen

いつも笑顔みせてよQueen

これが僕たちのね 運命なんだよ

KingQueenJoker 奪い合う

ラヴトライアングル I give my al

 

 

 

そして、「最後に、決めるのは君だけど、もう一度改めて自分の気持ちいうね」と言わんばかりのリピート。

 

こういうの効く……よね。

ということで戦いの結果は明かされませんがきっと2人はKingQueenになるのでしょうね。

まぁ、こんなに気の利いた求愛されたらよぉおお!!

 

でも、こんなに彼が頑張ったのは、彼にとって彼女は、もう一つのJokerの意味である最強のカード、彼の人生の切り札でもあるからかもですね……うん、ロマンチック!!

三浦先生最高!!!!!

 

 

 

 

というのが私の勝手解釈であります。

ふうううう気が済んだ。

勝手してすみません。

おそまつさまでした。

(其の二もそれはそれは勝手にやるぞー!)

 

 

 

 

 

 

ジャニヲタ的 英語ら~にんぐ

 

今月末より仕事で1ヶ月ほど海外に行くことになりました。

英語がまったく話せないのに。

 

難しいミーティングで社運を握る交渉をするような仕事内容ではないのですが、入社試験の時の【英語で自己紹介】という問題に

 

I am MIZUUMI.

I am a student.

I am 22years old.

 

ジャニーズWESTの新曲「おーさか愛eye哀」ばりの「I」攻撃をするしかなかった私の英語力(よく受かったな…)。

そして、今二宮君と同い年だから(ちょっと遠い目)……その試験から干支一周分、ほぼ英語に触れない生活をしてきた私が、1人で、1ヶ月……(白目)。

 

 

行くことが決まった約5か月前から私の英語との格闘がはじまり、【やりなおし中学英語!】みたいなテキストをやってみたり、NHKの英語番組をみはじめたりしました。

 

が、、、、、まあ~忘れているわ、思い出せないわ、記憶力悪くなっているわ、聞き取れないわ、あげく仕事の量も普段と変わらずあるわ、家族行事もあるわ、家事もやなきゃいけんわ、見なきゃいけないテレビもラジオも、行くべきコンサートもあるわで時間もなく、まあ呆れるほどに上達しない。

 

(ヲタク活動をやめて時間をつくれば?という人はここの場所におられないと思いますが、一応言えば、英語を勉強するためには息をするなと同意です。ご了承ください。)

 

 

しかし、タイムリミットはどんどん近づく。

追い詰められた私は、ジャニヲタであることを最大限生かした勉強法を実践することにしました。

 

 

 

ジャニヲタ的 英語ら~にんぐ 

その1

目的をみつける

 

リアルな目的は「仕事」なのですが(勿論いい大人なのでわかっている)、それだけでは今のスピード以上は出ないぞ…、わたし……。

ということで、濵田くんと海外2人旅に行くことにしました。

 

 

ん???

はい、堂々1000%の妄想です!!!

 

 

濵田君、写真集のハワイでの撮影で習得した「Can I take a picture with you? ok?」しか英語言えないって言ってたな…。

 

………………………………………。

自担を危険にさらしたくない!!

自担のお腹をすかせたくない!!

自担に旅を楽しんでもらいたい!!

 

ならば、私がしゃべるしかない

(←ばか)!!!!

 

 

この決意だけで

「Could you(~していただけますか)~」、

「I’d like to~(~したいのですが)」、

「How can I~(どうすれば~できすか?)」

あたりの表現3秒で頭に入りました。

 

自担の命を預かるという目的……強い!!!

 

 

 

 

 

ジャニヲタ的 英語ら~にんぐ 

その2

単語力は自ユニの歌で伸ばす

 

 

<gate>, <spice>, <over there>

例えばこの3つの単語、英語をみて「ハイ!日本語にしてごらん」といわれれば

<改札>、<調味料>、<あそこ>

と比較的スラスラっと出てくるのですが、

<改札>、<調味料>、<あそこ>を

「ハイ!英語にしてごらん」といわれると意外と思いつきにくい。

 

英語を勉強しはじめてからそういうことが度々っていうか5秒に1回くらい起こりました。

たいして英語の成績が良くなかったうえに、思い出せば英作文の和訳ばっかりやっていた気がする…(呪THE受験英語)。

 

しかし、単語帳をめくっても一向に覚えられないので、とりあえずジャニーズWESTの歌の歌詞を英文にしていって英訳が思いつかなかった単語だけ書き出してみる戦法をとってみることにしました。

 

 

 

 

 

まぁーー覚えられる覚えられる。不思議なほどに。

移動中に曲を聞いた時に頭の中で曲に合わせて英訳するだけで、復習もできちゃう☆

 

 

 

ちなみに流星くんの「What?」で女子を殺すで有名な『PARTY MANIACS』。

流星くんの「What?」直前の英語はわからないゆえにこれまでは完全にスルーしていたのですが、改めてみてみると

 

「その仮面とったら Naughty Naughty 」

 

と歌っています。

この<Naughty>は一つだけだと<いたずらな、わんぱくな>という意味です。

そして、2つ重ねると<こら、そんなことしちゃダメじゃないか>みたいな意味になります………。

 

流星の「What?」、めっっっちゃ反抗的!!!!!

で、あの顔の舌ペロ!!!!!

余計に死ぬじゃん!!!!!

 

 

また、同じく『PARTY MANIACS』の、濵田くんパートの

 

「全てをかき消すようにTurn it up」

 

という部分。

 

ここで濵田くんが手を前に伸ばしてひねるような振りをしているのを覚えてますでしょうか?

<Turn it up>というのはボリュームを調整するという意味があり、<up>なのでここではボリュームを上げているわけですね………。

 

俺のボリュームをあげてもう色々気にせず欲望で動いちゃいますよと!!!!!

やっているわけですよ、濵田君の振りは!!!!!

濵田君のドえろ!!!!!

 

 

というように、英語の意味を知らなかったばっかりに見えていなかった部分が見えてきて、非常に英語の勉強(というか、ジャニーズWESTの曲を聴くのが?)が楽しくなりました。

 

仕事で行くのにこんな愛やら恋やらに関する単語を使うのか?という鋭いツッコミはしないでやってください(ゆるい笑顔)。

 

 

 

 

 

ジャニヲタ的 英語ら~にんぐ 

その3

Twitterを見る時間に英語をぶっこむ

 

 

ジャニヲタの一日はTwitterにはじまりTwitterに終わるという名言がありますが(ない)、情報収集、同志との会話、妄想の摂取などTwitterにいる時間が相当あることは事実です。

ということで一番自分がいる場所にさりげなく英語をおいておく、それを読まないとスクロール禁止にしてみました。

 

情報が知りたい!!

ヲタクと話したい!!

妄想が読みたい!!!

 

この根源的な欲求を叶えるために私が読んだ英語関係ツイートは日々20個ほどでしたでしょうか(Twitter見すぎ)。

本を開く労力の1000倍楽に英語に気楽に毎日触れる方法として非常に有効でした。

 

ちなみにいれていたアカウントはこち

 

楽しい例文

@funfunreibun

 

 

 

楽しい会話

@funfunconv

 

 

 3秒英会話

@akiotogawa8888

 

 

 

 

 

 

ジャニヲタ的 英語ら~にんぐ 

その4

英語のレッスンはジャニヲタを開放すべし

 

 

3か月前ほどから、さすがに実践もせな…と、とある英会話スクールに通うようになりました。

一応テキストもあるのですが、個人レッスンのため

「How are you?」

「How did you do the last weekend?」的な、

いわゆる外国の方の近況報告大好きトークから広がる話をする時間も多くありました。

 

「先週末、何してたの?」

「好きな音楽はなに?」

「最後の旅行はなに?」などの質問……。

 

DVD見て、毎日ジャニーズWESTの曲聴いて、最後は静岡遠征だよ!

 

 

………。

ジャニヲタ関係の返答しかでてこねー!

 

 

ということでジャニヲタであることを白状せざるをえなかった私がこの3か月で先生たち(先生は日替わり)と話した内容は以下です。

 

 

難易度☆

・「ええじゃないか」とは英語でどういう意味か?

・自分のお気に入りのメンバーの紹介の仕方(最上級の表現)

・ジャニーズとは何の会社か?

・ジャニーズという会社の名前の由来はなにか?

 

 

難易度☆☆

ジャニーズWESTの「WEST」とは何を指すのか?

・濵田くんのおバカなところが好きと人に説明するときに時に<stupid>という単語を使うのは濵田くんに失礼なので<funny>という単語を使うべきだ

 

 

難易度☆☆☆

・「Sexy Zone」という名前はどういう意味か?

・↑上記から「Sexy」という単語の持つ意味についてのディスカッション

・欧米の観点から言えば少年性とSexyというのを掛け合わせるのは不思議だしやや不謹慎だというお叱り

 

 

難易度☆☆☆☆

・なぜジャニー氏は少年だけをプロデュースしているのか?(英語以前のムズさ)

 

 

難易度 MAX

・なぜSMAP解散したのか?(英語以前のムズさがMAX)

 

 

 

英語がしゃべれない自覚がある自分が、40分間、英語しか話せない空間にいることがはじめはツライ…と感じることも多々でした。

 

しかし、気づけばセクゾの名前に疑問を呈された時に、

 

「Sexyにはクールという意味あいが外国では強いと聞いていたのですが…グルーバルな存在へという目的があります」

 

と必死で中島健人のために言い返す自分がいたのもまた事実でした。

 

そして、日本にきて英語教師をしている人たちにはヲタクというか、日本文化への興味が高い人が多かった…。

 

エヴァが素晴らしくてヲタクはインテリな趣味だと意識が変わった”

ドラえもんが普通に街を歩いている世界観が外国人にとっては不可思議”

 

 

など、色んなへぇぇな話もジャニヲタとこちらが開示したゆえに聞けたのもよかったのですが、一番感動したのはこの会話でした(本当は英語で話しています)。

 

先生 「みずうみはジャニーズが好きならシアタークリエはいったことある?」

 

私 「あっ、あります」

 

先生「私は、宝塚が好きなんだけど、あそこの通りすごくない?」

 

私 「あっ、クリエの前と宝塚劇場の前の…?」

 

先生「そう!そこ!あそこは日本で一番女の子のHOTな気持ちがあふれている通りだと思うわ!」

 

私 「あ、あい、しー!」

 

 

あの通りの話を英語でするとはな(笑)!!!!!!!!!

 

 

 

ということでこんな勉強を重ね、まったく英語がしゃべれなかった私でしたが…ペラペラではないけれど濵田くんが現地の水があわなくてお腹が痛くなったら、ホテルのフロントに病院の位置を聞き、タクシーを呼ぶようにお願いできるくらいにはなっている気がします。

 

だから、安心してね、濵田君。

いい旅にしようね!!!!!!

 

 

ということでTwitterには変わらず出現しているとは思いますが、ちょっくら海外に行ってきます。

 

ケンティのソロコンまでに帰国できず、それだけは正直いい歳して風呂でしくしく泣いたし、2日くらい勉強さぼっちゃいました。

でも、まぁ(いい大人精神再び)仕方がないので向こうで、でっかくてゲロ甘いキャンディでも食べながら「LOVEケンティ!」って叫ぼうと思います。

 

 

では、いってきます。

 

 

 

欠片も想い出を持たないWEST担にとっての24コン Jr.時代コーナー

 

ジャニーズWEST 1stドームLIVE 24(ニシ)から感謝届けます』のDVDが発売されて早1ヶ月。

 

 

2回もデュアルルームに行ってしまいました(狂愛三部作とチョエクのところで初対面の方だらけでしたのに「性の時間!!」と叫んですみませんでした)。

仕事も家事もあるはずなのに2DISC×5周してしまいました(「カワイイはつくれる☆」のテンションで,せーの…「ジカンは作れる☆(但し睡眠時間を削れば)」)。

 

 

収録されている内容の瞬間瞬間に褒めちぎりたいとこ、好きの動悸が止まらないとこ、意味を考えまくりたいとこがあり、全体の感想を書くことは「失われた時をもとめて」(世界最長の小説)を読破することと同意と観れば観るほど思う日々。

しかし、なにか観てるだけでは申し訳ない(←ヲタク特有の不思議な使命感)。

 

 

ということで、まずは欲張らずに皆を“24コンがここまでのWESTの総括であり、ここからのWESTのはじまりだ”という気持ちにさせたJr.時代コーナーについて個人的に総括してみたいと思います(誰に頼まれたわけでもないことをやる、それがヲタク)。

 

 

 

numadeasobusokohamizuumi.hatenablog.com

 

 

この24コン参戦後直後に鼻息フンフンと書きつけたブログにもあるように、デビュー後にファンになった私は、当時涼しい顔をしながらも「過去(松竹座時代)を知らないこと」に悔しさと変な肩身の狭さを感じていました。

 

 

まず物理的に観れない(ソフトがない)というもどかしさ。

推測大好き人間なのに自担の濵田くんに起こったシンメがいなくなるということを超わずかなテキストでしか知れないことへの把握不十分感覚。

そして、松竹座時代から追いかけていられる方のお話をきいた時に素直に湧き上がる単純な“羨ましい”という感情。

 

 

特に最後の松竹時代からのファンの方のお話を聞くに「わおっ…」レベルで自担との距離感の近さに驚きつつも、それよりなにより、保証のない中で応援するというファンの方自体のなんというのでしょうか、自担を媒介した青春にようなものに憧れてしまうのです。

長距離バスに乗り込んで早朝に大阪に降り立った時の思い出、帰りにカフェでおしゃべりした思い出、独特のチケット交換文化に好きの気持ち一つで飛び込んでいった思い出など当時のエピソードはどれも濃密かつ、話している時の目の輝きは総じてやばいほど…そう思いました。

私がヲタクの個人的な思い出聞くの大好きモンスターであることもかなりありますが、そういう部分も含め、淳太くんがのちに雑誌で語った「(新規ファンの)モヤモヤをなくしてあげたかった」というところのまさにモヤモヤ野郎だったわけです。

 

 

 

前置きが長くなってしまいましたが、そんな思い出のかけらをひと欠片も所有せず、松竹座がどの駅のそばにあるのかもはっきりわからぬ私がみた(当日+映像)Jr.コーナーの感想はこんなものでした。

 

 

「アメフリ→レインボウ」

 

1、 曲、あんまり知らない(数回ネットの波に漂っているので観たかもしれない)。

 

2、 大人の男があまり着ないカラーランキングベスト5にランクインしそうな水色の衣装。映像の淳太くん、照史くんには似合っているけど、目の前の2人にはちょっと浮いて見える

 

3、 なんだか今までに見たことのないくらい2人だけの世界

 

 

 

私がジャニーズWESTを好きになってから見かけた淳太くんと照史くんの2人の間にはいつもメンバーや別の芸能人の誰かがいました。なので、あぁ、2人が2人でいるとこんな感じなんだと、いつも便利に「ばど」という言葉を使ってしまうけれどB.A.Dを知らない私は今更に初めてちゃんと見た気がしました。

 

そして、もういい意味で似合わない水色の服が私の知らない歴史の厚みであり、この2人はずっとずっと若いときから2人の世界をつくっていたのかなと思っていると、高いところから2人が階段を降りはじめました。

一段ずつWASTのメンバーカラーでもあるレインボーカラーになっていく階段の電飾。

そこを踏みしめる姿は、まるで2人が2人だけの世界から歩みだして違う世界に舞い降りていくようでした。

 

そして、「せーの」ってサイレントで照史くんが淳太くんに言った時、2人だけの世界を捨てるのではなくて鍵をかけ、また7人の世界に戻っていった、そんな気がしました。

 

 

「STAY GOLD」

 

1、 曲、なんか聞いたことあります(1番ネットの波でみたのは「Battle」)

 

2、下がり眉、ひたすらの下がり眉

 

3、 これは今の濵田くんである

 

 

デビュー後に濵田担になった私が一生懸命過去を探しにいった時に最も目にすることが可能だった動画は「Battle」でした。

下から風が吹いている中で歌う濵田くんかっこよかった。あーかっこよかった(言いたいので2回言いました)。

なのでこの「STAY GOLD」はあまり私の中で馴染み深いものではありませんでした(「Battle」観すぎていた節あり)。

 

濵田くんは『SONGS』のインタビューで選曲理由について、

「俺のあとに7WESTが『Dial UP』を歌うことが決まっていたからそこへの流れを考えたの。そしたらカッコええ曲よりみんなで歌って踊れる曲明るい曲がええなって」

と語っていましたが、明るいというより「手を伸ばせつかみ取れ まぶしさの向こう側に 目指してた夢がある」という歌詞のこの曲はここまで濵田くんが歩いてきた道のようだなと思いました。

“明るい曲”という認識を本心から彼がしているのか、それともそうでないのかわからない、口にあえてしていないだけなのか、何度もそういう部分で探り系ヲタクの心を振り回すこの濵田崇裕という男が心底好きだなと思いました。

 

すみません本筋からやや逸れました。好きすぎて。

 

濵田くんには共に登場する人がいませんでした。その代わりに、一人ゆえに会場は紫一色でした(映像はその映り込ませが天才的、すごいぞJEたん!!)。

 

はじめから下がりっぱなしの眉毛でセンターステージを歩いていく濵田くん。やはりこの曲の歌詞「まぶしさの向こう側」を目指して、紫の眩しさに包まれている自分を感じていたのではないかと推測したくなるような表情でした。

 

そう、つまりそれを今感じている濵田くんは、今の濵田くんであり、私の知らない濵田くんはそこにはいないような気がしました。

先ほどのばど、そしてこのあとの7WESTとは違い、ここだけは時間が巻き戻らず、今の濵田くんが今横にいる人たちと昔の曲を歌っていました。

 

ずっと見つめてきた濵田担の方たちは、昔とちゃんとリンクしてほしい、過去を昇華させるにはそれがある種の道だのという思いもあったかと思いますし、シンメがいなくなった歴史をテキストだけで読んだ私の解釈は間違いだらけかもしれませんが、このコーナーで最も振り返らず前だけみて進まざるを得なかった濵田くんのパフォーマンスが今であふれていたのは一つの必然だったのかもしれないと思ったのです。

 

なので、それを今の関係性ありきでシャカリキダンスで笑いを誘ったり、追い抜き遊びをした照史くんのことを私は非常に好意的に受け取りました。

 

そして、彼の語った選曲の理由をまっすぐにとらえるならば、7WESの曲が始まる前に「どーぞ」と身体全体でエスコートした濵田くんは、弟組を愛する今のジャニーズWESTの濵田くんそのものでした。

 

 

「Dial UP」

 

1、顔を見合わせ少し照れ笑いする4人―――――――!

 

2、服の丈―――――――――――――――――――!

 

3、ダンスのシャカリキ――――――――――――――!

 

曲が始まった瞬間に照れ笑いしてアイコンタクトする4人。ふわ―――カワイイという気持ちがあるれると共に、つまりは照れるくらい彼らにとってこれはまだ近い過去であり(短い服の丈が証明するように身体はグングン成長したのかもしれないけれど)それは全速力でアイドルとして一流まで大きくなった証だと思うと、カワイイからトウトイに感情は変化していきました。

 

ステップ数の多いダンス(ツインちゃんの長くなった足があぁ!からまりそう)、回転の多さ(筋肉が重くなかった時代にはきっともっとくるくるまわっていたのかしら)とこれまたあまり知らぬ曲なのに仮定法が止まらず。そして曲の最後の顔見合わせには歴史を知らぬのに涙さえ浮かんでしまいそう。

 

 

 

 

 

 

 

そして、4人は兄組が待っているセンターステージに向かいます。私はここがとても大好きです。だって4人ともほぼ客席を見ずにまっすぐ兄組のもとだけ見て走り抜けていくんですもの…。

 

 

その花道は、ジャニーズWESTになる道そのものだと思いました。

 

 

そして辿りついて7人になったジャニーズWESTは『NEXT STAGE』を歌いながら歴史を語り始めます。

 

兄組が歴史の長さを感じさせるリズムの刻み方で兄組ラインで踊る。

 

そこに着替えた弟組がフレッシュさを振りかざして加わる。

 

気づけばみんなお揃いの白いスニーカーとジャケット、でもジーンズは個々の個性を生かしたタイプ。

 

しかし、両者のラインはまだ混じらない。

 

歌声が次第に混じり始める。

 

そんな高鳴りの中、センターの重岡君が「僕を信じて」といった瞬間にこれまで明確にあった兄組ラインと弟組ラインが崩壊し、7人が作るジャニーズWESTのラインは発生する。

 

 

7人が交じり合った兄も弟も関係ないラインはこれまでのJr.時代コーナーにはなかった、強さを誇っている。

 

 

つーか、書いてて思いましたけど、、、、

これ聖書ですか!?!?!?!?!?

聖書だよね!!!!!!!

 

 

そしてラストに歌った『シルエット』。

きっと「街の灯りがともす 僕らのシルエット」の灯りは雪だるまペンライトのことだって思わせてくれる優しく穏やかで誠実な7人のシルエット。

「君と見る新しい景色(あす)を見つけにいこう」のところは、昔からもファンも新規のファンも老いも若きも男も女も、みーんなまとめて「君」なんだとこれまた信じさせてくれ、“はい、Jr時代懐かしかったでしょ”で終わらせないジャニーズWESTを心から信頼できるなと思いました。

 

 

想い出の欠片を持たない私には、また松竹座の話をきいて松竹時代のファンの持つ宝石箱の美しさに目を奪われて「わお…」と思う日がくるでしょう。

24コンに行けなかった人や当時まだファンでなかった人にとっての24コンもDVDが発売されるまでは第2の松竹座になっていたことも十分に色んな人のつぶやきやらをみて感じていました。

 

 

映像と現場は確かに違う。

過去と今は確かに違う。

 

でも今は7人が書いた、心のよりどころになる聖書(24コン)を私も24コンに行かなかった人も、そして昔から応援している人も同じように持っているので、人の宝箱ばかり指をくわえてみているのではなく、私はいつでもここに戻ってきて、明日を楽しみに元気に寝て元気に起きる、そういうファンになろう、そう思うのです。

 

ありがとう、じゃ足りない(のはこっちだ)。