これはただのジャニーズWEST5周年によせたファンレター
2014年、私は人生において非常に「ぼちぼち」という状態を迎えていました。
この人のこと知りたいじゃん!!と思った男子と結婚し、お子が生まれる。
仕事8年目、目立った成功もしていないけれど、目立った失敗もしていない。
諸々30歳女子として別に計画めいてやっていたわけではなかったですが、まぁなんかいわゆるひとつの30歳女子っぽい展開でございました
そして
「このぼちぼち、ほどよい、よきよき、これが大人になるということなのかもね」
なーんて思っていました。
彼氏が夫氏になり恋愛のマックス浮かれタイムが終わったこと。
赤子を抱えた時の自分が自分のためだけにあるのは終わった感。
頑張っていたつもりだけどはっきりとした結果につながってなかった仕事。
今の私がはっきりと言ってしまえば、
「このぼちぼち、ほどよい、よきよき、これが大人になるということなのかもね」
は、私ってこんなもんかなが見えてきた自分をごっくんと飲み込むための言葉でもありました。
そんなとき、燦然と私の目の前に現れたのが、ジャニーズWESTでした。
久々にみた『少年倶楽部』(20代ジャニオタしていた名残)。
そこで「アイドルになるという夢に邁進してます!」と全身がギラギラしている7人にくぎづけになりました。
え???なんかこの子達、私がオタクしてたY&J世代のデビュー直後と全然ちがう!!!!!(各所怒らないで…でもきっとわかってくれる気がする)
急いで20代のころのジャニオタ能力を呼び覚まし、チケットを入手、団五郎を見に日生劇場へ向かいました。
4人が7人になった物語。
てっぺんという目標。
全然知らなかった「松竹座」という文化。
先輩と後輩がひとつの仲間になっていく様子。
どこにもいない唯一無二のセンターとおまえはそれでいいと言い続ける仲間。
シンメ×3とシンメを失った男の子という7人。
大阪マラソンでの涙。
初ドーム。
年々進化するアリーナツアー。
足踏みしていると評された時期の葛藤感。
「我が軍大勝利!!!」と騒ぎたくなる5周年フィーバー。
ジャニーズWESTという存在の見るべき、読み解くべき物語の多さよ!!!!
そして、その一つ一つ、よいことにも躓いていることにもくぎづけになったときに感じた「アイドルであることの夢に邁進する姿」がずっと7人全員に満ち溢れているのもやっぱすごい。
そこには「ぼちぼち」なんて世界はなかった。
ジャニーズWESTが私に与えてくれたのはこれでした。
そっからの私は、家族運営とのバランスを慎重に取りながら24魂のために大阪にいくわ、10歳も離れたオタク友達とコンサート終わりにサイゼリアでマグナムボトルキメながら泣くわ、息子とママだけの関係でなくアークとみずうみになるわ、一言も英語をしゃべれなかったのに濵田君をアテンドするつもりという目的意識で英語を勉強して仕事でアメリカにいくわ、ジャニーズWESTに恥ずかしくな気持ちで働くぞ!ってしていたら昇進して濵田君に辞令交付の日の朝にスタバでガチ感謝手紙書くわ、などなど、完全に「ぼちぼち」とかけ離れた日々を過ごしています。
ジャニーズWESTに出会って最高に人生が素晴らしくなった。
単純な文章ですが、それでいて全部。
改めて5周年おめでとうございます。
これからもあなたたちにくぎ付けになって、あなたたちにあこがれて、私は私の人生を最高にしていきます。
最後に、この世界でできたアカウント名で呼び合うお友達たち、ジャニーズWESTと同じくらい私を鼓舞してくれるお友達たち、これからも最高を一緒に心の底から味わい尽くして「最高、最高」と叫びましょう。
みずうみ