ラッキィィィィィィィ7コン ~ダイヤモンドは四角ではなかった~(勿論ネタバレご注意)
ジャニーズWESTのコンサート『ラッキィィィィィィィ7』、1/7 横浜アリー1部と2部に行ってまいりました。
一発めぇぇぇぇぇぇぇの時は堕ちている自覚が薄く、パリピポの時は近くで開催している時にお仕事が山場(かつ自覚が薄く…としか言いようがない)だったため、実はジャニーズWESTをコンサートで見るのがはじめてでした。
という遍歴からもわかるように、重岡君、小瀧君、中間君、桐山君の4人でのどったんばったんカウコンデビュー発表の際には「ほー、この子ら関ジャニのうしろにいたB.A.Dちゃんやなー」と思い、素直に寝て、明るく新年を迎えたという永遠のド新規。
で、後日、おぉこれは好き…と自覚してから、7人デビューの至るまでの物語を熟読した人間なのですが、今回のコンサートできゃあきゃあと「濵田さんは前髪あり派とか思っていたけど短髪も死ぬほどイケメン」だとか、「3回公演なのに1部から無駄に飛び跳ねる濵田さんはテライケメン」だとか、「えっ、その濵田さんの歌声の伸び、なに?正月のおいしい餅?」だとか、「もちろん(絶対完全天上天下)、崇裕♪」だとかが心に刻まれたのに加え、ジャニーWESTは多角的に輝く人たちであるということ、そして、この輝きは4人でのデビューでは発生しなかった光ではないかということを強く感じました。
【多角的に輝くジャニーズWEST】
年末の音楽番組ラッシュの際に「ズンドコしていないWEST希望論」をTwitterでちらほらとお見かけして、個人的には今は世間にあとで見せるギャップのためにまずズンドコな一面を2015年は植え付けるのがよいのではなかろうか論を心に据えているのですが、CDや少年倶楽部で見せる「カッコイイWEST」も圧倒的だったことは確か。
ゆえに長く応援されている方におかれては「カッコイイWEST」は周知の事実、そういう想いも湧き上がるよね!に、2000点!(はらたいらさんばりに)と思っていたのですが、それを生で見せつけられた感がありました。
まず
「迷宮SUMMER」
「PARTY MANIACS」
「きみへのメロディー」
の流れ。「PARTY MANIACS」のここだけでチケット代金昇華ほどのカッコイイ演出で動きと気持ちを封じ込められた我々(会場1万5千人程度)は静まり返り、会場にWESTが「きみへのメロディー」を歌うために乗りこんだリフトがあがる「ウィーーーン」がきちんと響き渡っておりました。
そして個人的に、多角さが爆発したと感じたのは
「ホルモン ~関西に伝わりしダイアモンド~」
「TAMER(中間淳太)」
「Eternal」
「ズンドコ パラダイス」
の流れ。
「ホルモン」で半裸と歌舞伎ポーズいただき客席わいわい。(この曲の演出モチーフ、”バンカラ”&”歌舞伎”は”海賊”、”武士”、”ボクサー”などに並ぶ男性しかできないものに演出で、ジャニーズの伝統を踏襲している意味でも素晴らしかったです)
「TAMER」の予想以上に容赦ないお淳太さまの鞭さばきと、飛び出すアニマル6匹に目を奪われ、再び興奮しすぎて静まり始める。
「Eternal」で、最高潮。なんなら自担と逃避行している夢まで、WESTのステップ&フォーメーションさばきで見ていたと思ったら
BURRRRRRRN!!
爆発音が鳴り終わって我に返ると、年末に音楽番組で見たWESTがいて 「ズンドコ パラダイス」をズンドコとして、パラダイス発生。
この爆発の1秒で、空気が180度変わったのを見て、なんて多角的に演出可能な要素なんだ君たちは、7人は!と感極まった次第です。
ある程度の土俵に立てさえすれば、器用は決して貧乏にはつながらないと、嵐や関ジャニ∞が証明してくれているこの世界で、WESTの未来に光が差した瞬間として私の記憶に焼き付きました。
【4人でのデビューでは発生しなかった光】
これは、ユニット曲で強く感じたことでした。
”紅白か!”とこの時期にもかかわらずだれも突っ込むことを思いつかないほどのイケている若人2人。
ツインだからこそだせる、彼ら世代な、やるとなればてらいなしという風の吹かせ方、そしてビジュアルの対な感じ、ここには藤井流星がいなくていけなかった。
永遠のド新規の私は、2人のシンメ画像があまり脳内に保存されておらず、はじめて目視したといえるのですが、ジャンブ漫画の主人公みたいなまっすぐしか見えないシゲ(冬なのに首元寒そうな衣装もしかり)、神経質なのにいろんなものを見つめている少女漫画の主人公のような神ちゃん(もこもこが女の子をかわいくするの実践衣装しかり)。
二人は物語性のあるシンメでした。
そして、神ちゃんのきちんとした目くばせに関してはこの曲はもちろん、「PARTY MANIACS」のようなテンポの乱れやすい曲にもしっかりと技術として行き届いており、必ず乱れを整然とさせていた。ここには神山智洋がいなくてはいけなかった。
そして、続く「こんな曲作りました(桐山照史、濱田崇裕)」。
これは衣装、センステへの移動の演出、カメラの使い方など、場を使いこなす技がふんだん。特に天井から、ステージに寝っ転がっている2人がカメラに映され、いつも見れない角度からの目撃に心が乱れている中で、2人の頭がごっつんこされた日には商売あがったりだよと何も売っていないのに言い捨てたくなるミラクル演出。
これは、桐山照史さえいればできたか、否、桐山照史が濵田崇裕に話を持ち掛ける空気からできるものなのだ。
先の文章で触れた「TAMER(中間淳太)」の演出は素晴らしかった。
その一方で、中間淳太のかわいいところでもあるのだが、彼の、自分が自信をもって提示するものへのこだわり、そしてカッコよくありたい、カッコイイものを作りたいという思いの強さは半端ではない。コンサートの前に提供された、雑誌、ラジオ、なにわぶ誌等、何度もこのソロ云々について語る姿(繰り返しますが、これがお淳太さまの最大のかわいさです)を見て、おそらく桐山さんは中間淳太とはこのユニット曲の緩んだかわいさを出せなかったと思った。この曲だけでなく、すべてにおいて能力は高いし、持ってるという意味で存在感もあるのに、人を脅かさない、合わせていくことのできる濵田崇裕がやはりいなくてはいけなかった。
そして、とてもとても素晴らしかったけれど、「Terrible(藤井流星・小瀧望)」、「lovelyXmas(重岡大毅、神山智洋)」はそこに2人が立っていることが一番大切な演出で、「こんな曲作りました(桐山照史、濱田崇裕)」と「TAMER(中間淳太)」は、そこに立ったうえで、観客に何を見せるかという演出だった。
そこに立つだけでまばゆいことにも価値があるし(別にお兄3人が立つだけで意味をなしていないとは言っていないけれど)、そこを超えていく知恵にも価値がある。
この知恵は経験であり、下の4人はデビューした後に、その背中をグループの中で、かつ濵田軍団を形成し、シゲをきちんと尊敬しながら甘えを受け入れ、神ちゃんを見守りながら肯定し、フランクに上下ををつなげる濵田崇裕というパイプが作り上げる空気の中で見れるというのにもすごく意味があるのではないかと思った。
7人がよいねというのは結果論で、理由はなんとでも後づけできる。
だって、4人の現在進行形は存在しなかったのだから。
といわれれば、もちろんそうだ。ぐうの音も、ぱぁの音も、ちょきの音も出ない。
でも、私はここの3人がいて、7人でよかったと心から思った。
といえば、もちろんそれはそれで、ぐうの音も、ぱぁの音も、ちょきの音も出させない。
ダイヤモンドは、定まった形で採取されるものではなく、結晶の構成も6面、12面などいろんなものがあるらしい。定まった形できれいにスタートはできず、当時から応援されている方たちは震えながら新年を迎えたといわれるジャニーズWESTは7面で輝く関西に伝わりしダイヤモンドで、これからも結晶の輝きが楽しみと、私をさらに深い場所へ連れ込んでくれた。
今年も愛するために働き、家族も大切にし、健康でいたいと、一年の計を確かめた次第です。2016ものぞいてくださった皆さん、よろしくお願いいたします。
最後に…、全然関係ないけど…
個人的に、淳太くんがコンサートのはじめに、「ジャ~スミン(微笑み)」ってやるときに、「イエーイ」じゃなく、「ジュ~ンジュン(微笑み返し)」ってやると、みんながその瞬間淳太くんの彼女になれていーと思うの❤
いちゃこらコール&レスポンスってやつ❤
— みずうみ (@numadeasobu) January 8, 2016
どうじゃろか?